プロジェクトの概要
アフリカのサハラ砂漠より南(サブサハラアフリカ)にある多くの国では、コメの需要増加に対して国内生産が追いついておらず、コメの増産が食糧安全保障上の重要課題となっています。
コメ増産に国を挙げて取り組んでいるケニアの稲作は、旱ばつ、高地で起こる冷害、塩害、低肥沃土壌、いもち病などの生物的・非生物的ストレスによって阻害されています。そこで日本とケニアの研究チームが、国際共同研究により、これらのストレスに強い遺伝子や量的遺伝子座(QTL: Quantitative Trait Locus)を使ったイネの品種改良と品種の能力を十分に発現させる栽培技術の開発に取り組みます。
プロジェクトの目的
本プロジェクトでは、ケニアにおける稲作の安定化と生産性向上に向けて、品種改良と栽培技術開発のための基盤を構築します。
NEWS & EVENTS 一覧を見る
- 2018/05/10 イベント
- ケニアSATREPS稲作研究プロジェクト終了時評価が行われました。
- 2018/03/09 イベント
- 農学国際教育協力研究センター第17回オープンフォーラムを開催いたしました。(2018年3月3日)
- 2016/12/27 イベント
- ケニア国ナイロビにおいてSATREPS国際シンポジウムを開催しました。(2016年12月6日・7日)
- 2015/12/08 お知らせ
- ケニアSATREPS稲作研究プロジェクトの進捗状況について
- 2014/07/25 イベント
- 地球規模課題対応国際科学技術協力(SATREPS)公開シンポジウム「アフリカにおける稲作研究の発展と展望」を開催しました。(2014年7月12日)